内 城

長野県伊那市

木造平屋建て

延床面積 231.87㎡(70.00坪)

古民家再生工事

 

※ photo by out focas - tuneyoshi hara

設計のポイント

 伊那市郊外の田園風景に溶け込む伊那谷スタイルの農家です。改修前の状態は床が今にも抜けそうな状態で歩くとふわふわと床が撓んでいました。建具は開かずの建具、すぐに外れてしまい閉める事が出来ない箇所がありました。特に内縁と床の間部分はひどく床が斜めに目視で確認できるほど傾き(床が沈んで)いました。

 そこで、床下から直す必要が有りました。更に天井裏の調査をした際に屋根を支えている構造部材に欠陥があることが分かり屋根裏の補強が必要になりました。屋根は今のところ雨漏りも無く状態的には手を入れる必要が有りませんでした。しかし改修計画で天窓を採用する事になったので屋根の一部を改修することになりました。

 予算の都合で家全体の完全古民家再生プロジェクトにはなりませんでしたが、最低限の耐震改修、断熱改修を行い今の暮らしを楽しむ古民家再生ができたと思います。

 上座敷から眺める庭の風景、居間にしつらえられた脇床、台所とダイニングは今の暮らし方を形にプランしました。特に親戚が頻繁に集まる居間(21畳)の部屋は見ごたえがあります。薪スト-ブも設置して団欒を楽しみます。


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