2017年 9月 open
長野県伊那市
木造平屋建て 延床面積88.86㎡(26.83坪)
客席数 15人
昭和30年代の民家を改修してカフェを開業する。
設計のポイント
施主は脱サラして喫茶店を開業するという。しかし、資金が足りない。すでに会社を辞めているので「時間はある。」と言う。だったらセルフビルドしかない。施主は結構、器用で、こちらがアイディアを出してあげれば、何とかやってしまう。どうしても出来ない箇所は職人さんにお願いすれば良い。資金が無ければ、自分の体でカバ-する。単純だけれど、覚悟が必要だ。いつもの店つくりとは、全然違う。こちらも覚悟が必要だ。OPENまで、いや店の運営が上手く軌道に乗るまでお付き合いしなければ・・・・。
待ちに待ったopen
計画から3年かかり、店主も店主の家族も私も「やっとできた。」と言うのが本音。苦労の連続でした。でも時間はかかったけれど楽しかった。これからお客さんの笑顔が沢山見れることが更に喜ばしいい。店主の個性(趣味?)満載の店になりました。
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2024年 9月からの家づくりのスケジュ-ルをUPしました。表では見積もり作成1ケ月、金額調整1ケ月と見ていますが、最近は工事金額の決定に時間がかかります。理由としては資材不足、資材高騰などが原因です。工事金額も上がっています。皆さんが考えている建設費の予算をはるかに上回る工事費が提示される傾向です。そんな時こそ計画と設計が重要になります。計画に時間を掛けましょう。特に本年度から大幅な建築基準法の改正が施行され、耐震、省エネなど申請手続きに時間がかかるようになりました。家づくりのスケジュ-ルを早めに進めることを配慮してください。
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