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能登半島地震被災地はまだまだ

2024年1月1日の地震発生以後、1年7か月が過ぎ、もうすぐお盆を迎える時期に来ています。

報道では現在の状況をあまり報道されなくなっている。他県などでは被災地復旧が進み日常が戻っている。と感じている方がいると思います。確かに被災地ではお祭り、市街地などの商店街の復旧、宿泊施設、観光施設などなど基に戻っている施設など多い。しかし、その陰に隠れ、今尚被災建物の中で日常を取り戻そうといる住民の方が居ます。特にお年寄りなど弱者の方が多く取り残されてしまっているのが現状です。地方自治体の職員の方も努力してはいますが、それでも取り残されている方がいる実状が有ります。

石川県輪島市黒船(伝統建築保存地区)

あの地震発生当日から港町の時が止まってしまった。今尚、手が付けられない状態で放置されている。北前船の往来で発展した港町、見るも無残な光景が続いていた。

海岸は3~4mも隆起し漁業ができない状況になっている。私たちが行った当日は晴れ渡った空が青々と広がり、夏らしい美しい海が広がっていた。時が止まってしまった港町、悲しくもあり残念で仕方がない。何とか少しでも役にたてないだろうか?